国道267号 完走しました

(バーチャル旅行した日:2025.05.28~2025.06.04)

国道135号は熊本県人吉市から鹿児島県薩摩川内市まで、全長78.3kmのルートです。
伊佐市、さつま町を通って薩摩川内市に至ります。

それでは、行ってみましょう。

熊本県人吉市西間上町交差点

熊本県人吉市西間上町交差点が国道267号の始点です。
正面が今回走る国道267号で、左右方向は国道219号です。
国道219号は有明海の八代市と太平洋側の宮崎市を結ぶ国道です。
右に行くと八代市、左に行くと宮崎市です。

人吉市は、2020年の集中豪雨で球磨川が氾濫して大きな被害が出ました。
国道267号はその球磨川の支流である駒川沿いを南下します。
道はすぐに山間に入り、鹿児島県との県境のトンネルに入ります。

肥薩線のループとスイッチバック

肥薩線は熊本県の八代駅から鹿児島県の隼人駅までを走るJR九州の路線ですが、八代駅と吉松駅間は先の豪雨で被災して運休中です。
現在、復旧工事が進んでいますが、一日も早く復旧することを祈っております。

さて、この肥薩線の大畑駅は鉄ちゃんの間では結構有名です。
一つは急勾配を上り下りするために作られたループ線の途中にスイッチバック駅としてある大畑駅。
もう一つは秘境駅としての大畑駅です。

人吉駅からの列車は左方向から来ます。
ループで線路が交差する部分は下のトンネルを通り、大畑駅に入ります。
ここでスイッチバックしてループで高度を稼ぎます。
ループの交差点はトンネルの上を通って矢岳駅に向かいます。
人吉駅が標高100mくらいで、大畑駅は300mくらいです。

昔はここで蒸気機関車に水を補給したのだそうです。
機関車や列車をループの途中の斜面で止めると、万一のときにブレーキが利かず暴走しかねません。
このため、駅は水平に作らなければならないという決まりがあります。
この場所に駅を作るためにやむなくスイッチバックさせて水平な給水場所を作ったのだそうです。

さて、肥薩線は元々は鹿児島本線でした。
昭和になって今の鹿児島本線が出来て肥薩線になりました。
海沿いのルートの方がメインのルートになってしまったため、一時は廃線の危機にもなりましたが、ローカル線ブームのおかげでしょうか、今ではSL人吉や観光列車が走る有名路線になりました。

ところが大畑駅は元々は蒸気機関車の給水のための駅だったので、周囲には民家などほとんどありません。
肥薩線がローカル線となってしまってからは、すべての列車が停車するものの秘境駅になりました。
大畑駅は秘境駅ランキング、堂々17位です。

秘境駅とは秘境駅訪問家である牛山隆信さんによる、人里離れた所にある駅ランキングです。
人の乗り降りのための駅が人里から離れた所にあるという視点が受けて、今では秘境駅を探訪する人たちで秘境駅が賑わうという珍現象が生じています。

駅が人でにぎわうのはいいことなのですが、ひっそりと佇む秘境駅が秘境駅でなくなってしまうのはちょっと寂しい気もします。

久七トンネル

久七トンネルは、国道267号の熊本県と鹿児島県の間にあるトンネルで、全長3945mもあります。
現在、九州の中の道路トンネルで3番目の長さだそうです。

いつもは30分間エアロバイクを漕いで12kmくらいすすみます。長さ4kmのトンネルがあると、10分間、全体の1/3はずーっとトンネルの中にいることになります。
ここをバーチャル走行したときは、景色が見えないのでちっとも面白くありませんでした。(^^;

下の画像は熊本県側のトンネル入り口です。

鶴田ダム

川内川の中流を堰き止めて作られたダムです。

川内川の流域は夏や台風の時期に非常に多くの雨が降り、川が氾濫して多くの被害を出してきました。
そこで、治水と発電のための鶴田ダムが1965年に完成しました。
しかし、その後も川内川が氾濫する水害が度々発生したため、2008年からダムの再開発が行われ、2019年に治水容量を増やす工事が完成した。

鶴田ダム管理所|国土交通省 九州地方整備局
国土交通省九州地方整備局鶴田ダム管理所

有効貯水量9800万立方メートルもあるダムですが、2025年8月2日現在の貯水率はわずか2.6%しかありません。灌漑を目的としたダムではありませんが、この夏は水不足になるかもしれません。

国道267号 完走です

さて、国道267号は薩摩川内市内で国道3号にぶつかります。
終点です。
左は鹿児島市方向、右は熊本方向、正面は県道44号で川内川の河口、東シナ海にたどり着きます。

お疲れ様でした。

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